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ファミマ、23年3月の電力使用量を前年比で約10%削減 どんな取り組みをしているのか:22年2月に節電チーム立ち上げ
ファミリーマートが店舗電力使用量の削減に関する成果を発表した。2023年3月は、前年比で約10%の削減に成功したという。どんな取り組みをしたのか。
ファミリーマートは、2023年3月における店舗電力使用量が、前年比90.9%だったと発表した。22年9月〜23年3月の電力使用量は、前年比で94.3%となっている。
同社は22年2月に節電対策のプロジェクトチームを立ち上げ。社会環境の変化や電力需給の逼迫(ひっぱく)時、節電につながる対策に取り組んできた。22年6月には、全国の店舗で店内天井照明の照度を60%低下させるとともに、店内ATM看板・イートインなどの消灯も実施。また、同7月には点灯看板の消灯なども実施している。
23年に入ってからは、飲料用冷蔵庫照明のLED化を進めており、同年度中には全国の店舗で切り替えが完了する予定としている。その他、看板の常時点灯から自動点灯への切り替えや、コーヒーマシンや店内空調、冷蔵・冷凍ケースの清掃などにも取り組んでいる。
競合では、ローソンが22年11月に、13年度比で電力使用量を40%、二酸化炭素排出量を55%削減することを目指したモデル店を川崎市にオープン。冷蔵ケースに扉を取り付けるなどして話題になった。
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