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AI導入、企業の約6割が「現段階で検討せず」 その理由は?:会社員1000人に調査
AIを導入していない企業のうち、59.8%が現段階では導入を検討していない。そんな結果がソニービズネットワークス(東京都渋谷区)が実施した調査で分かった。
AIを導入していない企業のうち、59.8%が現段階では導入を検討していない。そんな結果がソニービズネットワークス(東京都渋谷区)が実施した調査で分かった。導入に踏み切れない要因としては、「AIをリードできる人材がいない」が最も多かった。
企業はAI活用を積極的に進めるべきか聞いたところ、AIを導入済みの企業で働く人の67.2%が「導入すべきである」と回答した。一方、未導入企業では「導入すべきである」(48.8%)と回答した人は半数に満たなかった。
AI未導入企業に導入を検討しているか尋ねたところ、59.8%が「現段階では検討していない」と回答した。導入されていない主な要因としては、「AIをリードできる人材がいない」(31.5%)、「知見のある人材がいない」(28.6%)という声が上位を占め、人材不足が課題であることがうかがえる結果となった。
AI導入にかけている年間予算について尋ねたところ、300人未満の企業では、61.7%の企業が300万円までしか予算を割けない一方で、300人以上の企業では300万円以上の予算を割けている企業が52.3%という結果に。2022年の調査と比較しても、企業規模による「AI格差」の改善には至っていないことが分かった。
調査は3月10〜22日、会社員として働く20代以上1000人を対象にインターネットで実施した。
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