「人事評価が適正な企業」ランキング 2位「プルデンシャル生命保険」、1位は?:中途入社した人に聞いた
転職・就職のための情報プラットフォームを運営するオープンワークは、「人事評価が適正な企業ランキング」を発表した。
転職・就職のための情報プラットフォームを運営するオープンワーク(東京都渋谷区)は、「人事評価が適正な企業ランキング」を発表した。中途入社した人に人事評価が適正な会社を尋ねたところ、ITコンサルティング会社の「ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ」(スコア4.58)が1位だった。
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズを挙げた人からは「Pay for Performanceという方針が一貫しているので、パフォーマンスが発揮できない人は普通に降格しますし、『年下の新卒の上司』ということも起こり得ます」といったクチコミがあった。
2位は「プルデンシャル生命保険」(同4.55)、以下「ネオ・コーポレーション」(同4.53)、「ワンキャリア」(同4.46)、「Facebook Japan」「キージェント」「LUXURY」(いずれも同4.43)、「マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社」(同4.41)と続いた。
この結果について、同社は「“完全”な実力主義、給与テーブルや評価基準が非常に明確・オープン、新卒中途も関係ない雰囲気といった特徴を挙げ、その制度に納得・理解した上で業務にあたっている様子がみられた。特に、不動産業界・生命保険業界の企業では完全成果主義・フルコミッション制の評価に対する声が、外資系企業では待遇の良さ、オープンでフラットな評価制度に対する声がみられた」
ランキング全体では、コンサルティング、金融、メーカー、不動産、インターネットサービスなど、業界業種を問わず多種多様な企業が並んだ。本ランキングにおける集計対象データ全体の「人事評価の適正感」スコア平均点が2.82だったのに対し、TOP30企業の平均点は4.32と、全体と比べ2点近くの差が生じていた。
当ランキングの対象データはOpenWorkに2020年以降に投稿された、中途入社者による会社評価レポート回答23万8416件。
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