引越し後に後悔したこと 3位「住民トラブル」、2位「日当たりが悪い」、1位は?:経験者500人に聞く
不動産業を展開するAlbaLink(東京都江東区)は、引越し経験のある500人を対象に「引越し後に後悔したこと」に関するアンケート調査を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
不動産業を展開するAlbaLink(東京都江東区)は、引越し経験のある500人を対象に「引越し後に後悔したこと」に関するアンケート調査を実施した。引越し後に後悔した理由1位は「騒音がひどい」だった。
9割弱が「引越し後に後悔したことがある」
引越し後に後悔したことがある人は87.4%だった。後悔した理由1位は「騒音がひどい」(176人)で、「内見した時には分からなかったが、壁が薄くて隣の人の声などが聞こえる」(27歳女性)、「上階の騒音(生活音)が気になった」(45歳男性)といったコメントがあった。
2位は「日当たりが悪い」(39人)で、「夕方の暗い時間帯に内見したので、日当たりの悪い部屋を契約してしまった」(27歳男性)、「東向きの窓のみなので午前中しか日が当たらず、洗濯物を干せる時間帯が少ない」(55歳女性)といった声が寄せられた。
3位の「住民トラブルがあった」(38人)には、「下階の住人からたびたび『子どもの足音がうるさい』と言われた。嫌がらせを受け、1年も経たずに引っ越した」(35歳女性)、「隣の住人が何かにつけて文句を言ってくる」(46歳男性)といった意見があった。
後悔しないためしたほうがいいことは?
引越し後に後悔しないためにしたほうがいいことを尋ねたところ、「同じ物件を何回か内見する」(79人)が最多となった。回答者からは「時間を変えて何度も内見すればよかった」(38歳女性)、「現地には何回も足を運ぶべき」(50歳男性)といった意見が寄せられた。
2位の「内見時に部屋をしっかり確認する」(76人)には、「蛇口をひねるなど細かく見ておけばよかった」(22歳男性)、「壁をノックして薄くないか確かめる」(31歳男性)といった意見が聞かれた。3位の「周辺環境を確認する」(58人)には、「周辺もよく下見しておくべき」(52歳女性)、「最寄駅から実際に歩いてみる」(44歳男性)といった声があった。
調査は5月12〜17日、インターネットで実施した。
関連記事
- 「サブスクを解約したい」から逆転の発想 ヤッホーブルーイングが「お祝いサービス」を始めたワケ
「よなよなエール」「正気のサタン」といったクラフトビールで知られるヤッホーブルーイングが、「隠れ節目祝い by よなよなエール」という企画をスタートした。企画のきっかけは「解約したい」という連絡だったという。担当者に詳しい話を聞いた。 - 「いい意味で人をダメにする」 話題の「ニトリ座椅子」、PC作業とゲームの違いに着目
「快適すぎる」「いい意味で人をダメにする」「一度座ったら立ち上がりたくない」―と、ある家具がSNSで話題を集めている。家具大手のニトリが販売する「ゲーミング座椅子」だ。 - 「運転しやすい」だけじゃない ミズノが突いた、ドライビングシューズの盲点とは?
ミズノが手掛けるドライビングシューズ「BARECLUTCH(ベアクラッチ)」が人気を集めている。2022年9月20日に発売したところ、発売から半年で、1年間の売り上げ目標の6000足をはるかに上回る好調ぶりだという。 - ココス「803円」の朝食バイキング 30種類以上から選べてなぜこの値段?
忙しい朝だからこそ栄養バランスの取れた食事をしたい、しかし自分でたくさんの品目を用意するのは大変だ。そんな時こそ利用したいのが、ファミリーレストラン「ココス」が提供する珍しい朝食だ。 - 10年ぶり刷新「あずきバー」 どうしても「商品裏のラベル」を変えたかったワケ
井村屋の看板商品である「あずきバー」が、約10年ぶりにリニューアルした。発売50周年という大きな節目を迎え、どこをリニューアルしたのか。よくよく見ると分かる。商品の裏にあるラベルだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.