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セブン、初の「接客コンテスト」開催 地区予選勝ち抜いた22人が出場 高齢客対応などを審査 狙いは?:モチベーションアップ(2/4 ページ)
セブン-イレブン・ジャパンは6月9日、「第1回接客コンテスト全国大会」を開催した。従業員のモチベーションアップなどが目的。会場はどんな様子だったのか。
どんな接客をするのか
コンテストでは具体的にどういった接客が行われたのか。概要を簡単に紹介する。
まず、入店してきた利用客に対して「お久しぶりです●●さん」と呼びかけ、その後、天気や日々の食事といった雑談が展開される。コンテストなので、出場者のテンションは高く、声もハキハキとしている。身振り手振りもややオーバーに感じられるくらいだ。
実際の商品を紹介する際には、商品のこだわりポイント(味、製法など)を説明するだけでなく、利用客にとってのメリットにも触れる。例えば「レンジでチンするだけなので、皿を洗わなくて済む」「自宅で調理すると作り過ぎてしまうが、小分けにされているので必要な分だけ食べられる」といった具合だ。一人暮らしの高齢者の生活実態や、日々困っていることに沿って提案するケースが多く見られた。
商品知識の理解が試されるようなやりとりもされる。「ちょっと量が多いから、今日と明日に分けて食べたいのだけど、大丈夫かしら?」と利用客に質問された際、出場者はどの程度日持ちするのかといったことを説明する。
コンテストで披露する接客対応は出場者が事前に考えたものだ。この内容を、セブンの役員・店舗オーナーら計37人が審査員として採点する。コンテストは午前10時スタートで、午後1時ごろに終了というスケジュールだ。
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