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セブン、初の「接客コンテスト」開催 地区予選勝ち抜いた22人が出場 高齢客対応などを審査 狙いは?:モチベーションアップ(3/4 ページ)
セブン-イレブン・ジャパンは6月9日、「第1回接客コンテスト全国大会」を開催した。従業員のモチベーションアップなどが目的。会場はどんな様子だったのか。
なぜコンテストを実施したのか
なぜセブンはこうしたコンテストを開催したのか。理由はいくつかある。
きっかけは2019年から実施している加盟店のオーナーとの交流会だ。参加者から「従業員が輝ける場を用意してほしい」「従業員を評価・表彰してほしい」といった声が多く寄せられたという。
人手不足に対応する狙いもある。同じ町の中で営業しているセブンの店舗なのに、人材が定着しているところと、そうでない店舗がある。いくら採用しても、研修を実施したり、働きやすい環境を整えたりしなければ、人材が定着しない。そこで、店舗の従業員を引っ張るリーダー的な存在を表彰することで、全体のモチベーションアップにつなげたい考えだ。
今回の接客コンテストの地区大会は22年10月からスタートしており、3030人が各種予選に出場した。シフトリーダー研修を受講済みで、表彰されたことのある従業員が対象だ。
シフトリーダーは、オーナーや店長からすると「安心してお店を任せられる」存在だ。従業員からは「手本となる」「教えてくれる」存在と位置付けられる。
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