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足元がキモい! なぜドンキは「嫌われ者」のサンダルを開発したのか:4種類の昆虫(1/2 ページ)
ドン・キホーテは5月中旬より「虫サンダル」(2189円)を販売している。クワガタ、カブトムシ、テントウムシをデザインしている。一方、「嫌われ者」もあえて採用している理由とは?
ドン・キホーテは5月中旬より「虫サンダル」(2189円)を販売している。かなりインパクトのある見た目で、「うわぁっ、足元キモイ!」というポップも作成している。商品企画の担当者に狙いを聞いた。
虫サンダルは全部で4種類あり、クワガタムシ、カブトムシ、テントウムシ、ゴキブリをモチーフにしている。
サンダルは、それぞれの昆虫の特徴を踏まえたデザインとなっている。具体的には、クワガタムシのハサミ、カブトムシの角、テントウムシの斑紋(赤と黒のパターン)、ゴキブリの触角がそれぞれ目立っている。
主なターゲットとしたのは20〜30代だ。遊び心のある商品として外出時に履いてもらうだけでなく、アミューズメント性のあるプレゼントとしての需要も見込む。
担当者によると見た目の面白さだけでなく、履きやすさも追求したという。サンダルメーカーと共同で、足に負担がかかりにくいように工夫した。
数ある昆虫の中でクワガタムシ、カブトムシ、テントウムシを採用したのは、人気があるだけでなく、サンダルのデザインとの親和性が高いと判断したためだという。では、好きな人が決して多いとはいえないゴキブリのサンダルをなぜ開発したのか。担当者は「嫌われ者もいれないと面白みがないから」と説明する。
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