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ジェンダーレス水着の導入校、さらに拡大 「性の悩み」だけではないニーズとは?:4月から本格販売(3/3 ページ)
男女のデザインが同じジェンダーレス水着「男女共用セパレーツ水着」。4月に本格販売を開始した際には約200校が導入を検討していたが、導入校はさらに伸びているという。その理由は?
水泳の授業が嫌いな理由
現代の中高生は水泳の授業についてどのように考えているのだろうか。学生服を手掛ける菅公学生服(岡山市)が、全国の中高生1400人を対象に実施した調査データがある。
まず、学校の体育授業で水泳があるかどうか尋ねた。「ある」と回答したのは、中学生が70.3%、高校生が35.5%という結果に。
水泳の授業があると回答した生徒に、水泳授業が好きか嫌いかどうか聞いた。すると、「嫌い」(あまり好きではない+とても嫌い)と回答したのは、中学生が62.6%、高校生が45.5%だった。
水泳の授業が嫌いな理由としては「泳ぐのが苦手」「着替えるのが面倒」「ぬれるのが嫌」「日焼けする」が挙げられた。また、「水着が恥ずかしい」「体を露出したくない」「体に傷があるから見られたくない」「スクール水着を着たくない」といったように水着を着用することへの抵抗感があることも分かった。
同社は「時代の変化とともに、色やデザインで男女を分けない、肌の露出を控えて体のラインが目立たなくするなど、スクール水着のジェンダーレス化や改良が求められているようだ」と分析している。
フットマークのジェンダーレス水着は、売り上げを伸ばすことができるか。
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