仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
第一興商は「DAM 2023年上半期カラオケランキング」を発表した。楽曲別ランキングでは「ドライフラワー/優里」、歌手別ランキングでは「back number」、アニメ楽曲ランキングでは「残酷な天使のテーゼ/高橋洋子」が1位を獲得した。
楽曲別ランキング1位の「ドライフラワー/優里」は、21年上半期、21年年間、22年上半期、22年年間、23年上半期と5回目の1位を獲得した。2位は20年5月にリリースされたVaundyの「怪獣の花唄」で、22年のNHK紅白歌合戦で歌唱されたことが話題となり、圏外から2位にランクアップした。
3位は「シンデレラボーイ/Saucy Dog」、4位は「マリーゴールド/あいみょん」、5位は「サウダージ/ポルノグラフィティ」。6位には圏外から「Subtitle/Official髭男dism」がランクインした。
歌手別ランキング
歌手別ランキングで1位となった「back number」は、コロナ禍によりインターハイの中止を余儀なくされた高校生たちへ向けて書き下ろされた「水平線」や、カラオケ定番曲の「高嶺の花子さん」などが支持された。2位は「Ado」、3位は「Official髭男dism」。22年の年間ランキングと比較すると、ポルノグラフィティ(13位)と中島みゆき(19位)が圏外からランクインしている。
アニメ楽曲ランキング
アニメ楽曲ランキングで1位となった「残酷な天使のテーゼ/高橋洋子」は1995年に放送を開始した『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌で、28年たった現在も多くの人に歌われている。
2位は劇場版『ONE PIECE FILM RED』の主題歌「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)/Ado」、3位は『チェンソーマン』のオープニング・テーマで、King Gnuの常田大希との共同アレンジで話題となった、米津玄師の「KICK BACK」だった。『SLAM DUNK』の主題歌・WANDS 「世界が終るまでは…」は映画版の大ヒットにより、22年年間ランキングの12位から6位へ順位を上げた。
調査は1月1日〜5月31日、第一興商が提供する通信カラオケDAMの歌唱度数を集計して算出した。
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