はとバス、社員考案の羽田空港ツアー刷新 人気機内食も提供：1人1万3000円

はとバスは7月22日から、羽田空港の制限区域内を2階建てバスでドライブする「羽田空港ベストビュードライブ」のコースをリニューアルする。2022年6月から運行している同コースは、これまでに約6500人が乗車する人気企画だ。

[コネムラメグミ，ITmedia]

　はとバスは7月22日から、羽田空港の制限区域内を2階建てバスでドライブする「羽田空港ベストビュードライブ」のコースをリニューアルする。2022年6月から運行している同コースは、「空港内に観光バスで乗り入れることができたらお客さまに喜んでいただけるのでは」という社員の発想から生まれた。これまでに約6500人が乗車する人気企画だ。

はとバスが「羽田空港ベストビュードライブ」のコースをリニューアル（出所：プレスリリース、以下同）

　今回のリニューアルでは、一般には立ち入ることができない制限区域内でバスから降りる時間を約10分間と、滑走路付近への停車（2階建てオープントップバスで運行の場合、停車中のみ幌を開放）を約10分間追加した。バスガイドによる車窓案内の他、駐機中の航空機や離着陸する様子、空港で働く珍しいクルマなどを見学。コックピットや地上職員との間で手を振り合いながらのコミュニケーションも可能だ。

停車イメージ

　同コースは、京橋エドグランを出発し、羽田空港で2階建てバスに乗り換え、空港内を約70分間走行。料金は、1人1万3000円（大人・子ども同額）で、7月22日〜9月10日の土日のみ1日3便運航する。6月30日から公式Webサイトにて予約を受け付けている。

停車イメージ

国際線機内食の人気メニューを提供

　また、ツアーの食事内容も見直した。日系航空会社の国際線機内食の人気メニューである、羽田エクセルホテル東急のオリジナルハンバーグを提供する。

羽田エクセルホテル東急　オリジナルハンバーグ

　空港内の許可された車両のみが走行できる制限区域内で観光バスを走らせるため、空港内専用のナンバープレートの取得、セキュリティチェック体制の構築、はとバス運転士の制限区域内車両運転許可取得や習熟運転など、発案から約半年をかけて実現した。