調査リポート
新入社員が「セクハラ」だと感じること 2位「上司から2人きりで食事に誘われた」、1位は?:セクハラの認知は9割以上(1/2 ページ)
ダイヤモンド・コンサルティングオフィスは、新入社員を対象に「ハラスメント」に関する意識調査を実施。セクハラに当てはまると思うことで、1位に選ばれたのは?
ダイヤモンド・コンサルティングオフィス(東京都港区)は、2023年4月入社の新入社員を対象に「ハラスメント」に関する意識調査を実施した。その結果、9割以上が「パワハラ」「セクハラ」を認知していると回答。セクハラに当てはまると思うことの1位は「体をじろじろと見られた」だった。
9割以上が「パワハラ」「セクハラ」を認知
「ハラスメント」という言葉を聞いた経験については、91.2%が「ある」と回答。内容までよく理解しているハラスメントの項目は、「セクハラ」「パワハラ」が9割以上を占めた。
また「ハラスメント」という言葉を聞いたことがある人の約7割が「職場でのハラスメント防止策が、法律上、企業に実施する義務があること」も知っており、ハラスメントに関して、多くの人への認知が進んでいることが分かった。
関連記事
- パワハラは減らないどころか増えている――加害者の典型的な言い訳と、決定的な「2つの見落とし」とは
社会的な認知度が上がっても減らないパワハラ。厚労省の発表によれば、職場でのいじめや嫌がらせは、年々増えてきている。中には被害者が自ら命を絶ってしまうケースもあるが、そんな中、被害を拡大しないために見落としてはいけない“心のエアポケット”とは? - 「お互いうまくやろうぜ」パワハラを助長する同僚──日本特有の「いじめ構造」の闇
なぜ、職場でのパワハラはなぜなくならないのか? パワハラ被害に遭い、「自分が悪いのだろうか」と考えるまでに追い詰められた42歳男性の事例をひもとくと、日本企業ならではのパワハラの構図と、パワハラ防止策が無意味に終わりがちな理由が浮かび上がってきた──。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.