2015年7月27日以前の記事
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なぜ、ちゃんぽん麺をコッペパンで挟んだの? リンガーハット、実験販売の狙い全4種(2/2 ページ)

長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」を展開するリンガーハット。一部店舗で実験的にコッペパン(テークアウトのみ)の販売を開始した。どういった狙いがあるのか同社の担当者に聞いた。

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なぜコッペパンだったのか

 リンガーハットの知名度やちゃんぽんの野菜を活用したメニュー開発をしようというのは理解できるが、数ある食品の中からなぜコッペパンを選んだのだろうか。

 この点については「皆さんに興味を持っていただるような新鮮な組み合わせかつ、ワンハンドで手軽に野菜を食べられる商品を作りたい」(担当者)というのが狙いだという。また、コッペパンならば屋外で食べやすく、子どもから大人まで幅広い世代に支持されやすい。ちゃんぽん具材との食感・味の相性が良かったこともコッペパンを選定した理由だという。


モグべジ食堂のイメージ(出所:リンガーハット公式Webサイト)

 提供を開始してから約1カ月が経過しているが、利用客の反応はどうか。担当者は「コッペパンとの組み合わせをおもしろがってくださる方や、一部店舗のみの販売ですがぜひ食べてみたいという声を多くいただいております」と説明する。4種用意したコッペパンは、どれも同じくらい売れているという。ちゃんぽん麺を楽しみたい人には焼きそばコッペやちゃポリタンコッペ、野菜を楽しみたい人にはちゃんぽんコッペと麻婆茄子が支持されているのではないかと分析する。

 コッペパンの提供は期間限定だが、販売終了時期は状況を見て判断していく方針だ。


看板商品の長崎ちゃんぽん(出所:リンガーハット公式Webサイト)
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