エアコンの電気代を節約するために 3位「フィルター掃除」、2位「扇風機と併用」、1位は?
マイボイスコムは「家庭用エアコン」に関する調査を実施した。エアコンを3台以上所有している人は……。
マイボイスコム(東京都千代田区)は「家庭用エアコン」に関する調査を実施した。全国の男女に聞いたところ、エアコンを3台以上所有している人が57.3%、電気代節約のために取り組んでいることは「設定温度を高くする」(31.3%)が最も多いことが分かった。
エアコンの所有台数を見ると、持ち家集合住宅の人は「2台」「3台」、借家集合住宅の人は「1台」と回答した人が多かった。全体を見ると、エアコンの所有率は9割強、3台以上の所有者は5割強となった。
冷暖房以外で使用している機能は「除湿」が52.7%と最も多く、次いで「タイマー」が29.6%、「自動運転」が21.2%となった。
エアコンを購入する際に重視する点(基本的な機能以外)は「価格」(68.2%)、「ランニングコストの安さ」(51.0%)と回答した人が多く、次いで「性能・パワー」「省エネ(節電)」「メーカー・ブランド」が続いた。
基本機能以外であったらよい機能については「自動掃除機能」(45.8%)、「内部乾燥」(35.0%)、「除菌」「自動運転」「タイマー」などが上位となった。
エアコンの電気代節約のために取り組んでいること・取り組みたいことは「設定温度を高くする」と回答した人が最も多く31.3%。次いで「扇風機やサーキュレーターと併用する」が28.0%、「フィルターをこまめに掃除する」が27.7%となった。
このほか「短い外出ではエアコンをつけっぱなしにする」(16.8%)、「遮光カーテンやフィルムなどで太陽光を遮る」(16.1%)、「室外機の周囲の風通しをよくする」(12.0%)、「エアコンの風量を自動にする」(11.8%)が続いた。
調査は7月1〜5日、インターネットで実施した。回答者数は9740人。
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