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インバウンド需要復活 空港や観光地のローソンでどんな商品が爆売れしているのか?:経済の「雑学」(2/2 ページ)
インバウンド需要が本格的に復活している。では、コンビニではどんな商品が売れているのか。ローソンが開示した情報から見えてきたものとは?
空港や観光地にある店舗が好調
22年7月と比較して、どういった立地の店舗の売り上げが増えているのだろうか。同社の発表によると、23年7月は空港や観光地にある店舗の売り上げが特に増加したとのこと。売上高伸長率1位の店は12倍だった。
売り上げ伸長率上位店舗では特に「たまごサンド」「もち食感ロール」の販売が好調だ。23年7月の売り上げは、たまごサンドが前年同月比で約5.3倍、もち食感ロールが同約4.0倍、ハムチーズたまごサンドが同約2.9倍となっている。
たまごサンドはどういった時間帯に売れているのか。全国平均を見ると、朝と昼に販売のピークがある。一方、空港や観光地は朝昼だけでなく、夕方や夜にもピークがあるという。つまり、全時間帯で購入頻度が高いのだ。たまごサンド販売上位10店のうち、7店舗は空港内にある店舗だった。最も販売数量が多い店舗では、1日100個近く売れるという。
なお、空港内で営業しているローソンは計29店舗ある(7月1日時点)。乗降客数が特に多い羽田、福岡、新千歳、那覇、伊丹、成田、関西、中部には全て出店している。
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