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男性も訪れる「パナの美容施設」って、どんなところなの? 担当者に話を聞いた:経済の「雑学」(4/5 ページ)
パナソニックは、同社の美容アイテムを体験できる施設「Panasonic Beauty OMOTESANDO(パナソニックビューティ表参道)」を、7月28日にオープンした。性別や年齢を問わず誰もが気軽に美容を楽しめる空間だというが、どんな施設なのか。
男性客は3割弱。肌ケア製品の体験が人気
オープンから約1カ月が経過した現在、約5600人が来館。商品体験をした利用者の男女比率は男性2.5、女性7.5となり、カップルや夫婦で訪れる人が多いという。
「男女のペア、あるいは女性同士の来店がもっとも多いです。母娘、母息子など親子で来られる方もいます。年代でいうと男女ともに30代がメインです。有料のプライベートレッスンの利用者は40、50代の方が多いですね」
利用者の満足度は高く、「こんな体験が無料でできるのはうれしい」と感激する声が多く聞かれている。継続利用しないと効果の実感が難しい美容アイテムも多くあることから、リピーターも増えているそうだ。体験利用が多いのは肌のケアができる以下の美容家電で、男性の体験者もいるという。
EMSにより、ほうれい線やフェイスラインの引き締めなどにアプローチできる「バイタリフト RF EH-SR85-K」(6万9300円)(左)、「バイタリフト かっさEH-SP85-K」(3万3660円)(パナソニック提供)
メンズアイテムで人気なのは、高性能のシェーバーだ。
深剃りと肌へのやさしさの両立を追求した「ラムダッシュPRO 6枚刃 ES-LS9CX」(6万3360円)(左)、手のひらサイズで形状がユニークな「ラムダッシュ パームイン5枚刃(マーブルブラック)ES-PV6A-K」(4万1580円)(パナソニック提供)
(※)価格はパナソニックの公式通販サイト「パナソニック ストア プラス」を参照
「カップルやご夫婦で来店されると、体験後に相手の肌に触れながら会話がはずんでいる様子が見られます。また、先日は20代前半と見られる男性4人組のお客さまが、トライアルブースで美容家電を体験されていました。銀座の施設では見られなかった光景であり、若年男性層へも届き始めているのかなと」
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