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セブン「チョコミントサンド」に反響 “チョコミン党”以外も開拓:北見ハッカ通商とコラボ(2/2 ページ)
セブン-イレブン・ジャパンが7月末に「チョコミントサンド」を北海道の一部地域を対象に期間限定で発売し、注目を集めた。同社によると「チョコミン党」を主要ターゲットにしたが、新たなファン層の獲得にも寄与しているという。
Z世代が注目 新たなファン獲得も
こうした熱烈なファンの存在を知った上で「チョコミントが大好きな『チョコミン党』をメインターゲットに商品化した」とセブン担当者。ただ、発売後は新たなファン層の開拓につながったという。
同社の担当者は「ライト層のお客さまにもチョコミント商品を手に取ってもらえるきっかけになった。実は、幅広い層に支持されているフレーバーであることが分かった」とした。これまでもチョコミント商品を販売してきたが、その中でも「話題性につながった商品と考えている」と振り返った。
売れ行きについては「詳細は開示できない」とのことだったが、新たなファン層の開拓もあり「好調だった」と回答。「テスト的な位置付けのため」として、今回の販売は地域限定だったものの、今後は「エリア拡大は未定だが、全国展開を前向きに検討している」とも語った。
レシピ動画メディア『DELISH KITCHEN』の運営元エブリー(東京都港区)の調査によると、7月の「チョコミント」レシピの平均検索ボリュームは前年比約1.7倍。検索しているユーザー層は、10〜20代が57.2%と過半数を占めているという。
猛暑が続く中、フォトジェニックで清涼感のあるチョコミントに、今後も業界の熱い視線が注がれそうだ。
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