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ファミマの「生コッペパン」1000万食突破 ヒットの要因は“古臭さ”払拭にあり:女性客の購入が8〜9%増えた(1/4 ページ)
ファミリーマートが手掛ける「生コッペパン」シリーズの販売が好調だ。同社によると、2月末の発売から20日間で1000万食を突破。なぜ、生コッペパンシリーズを商品化したのか。経緯とヒットの理由を同社広報に聞いた。
ファミリーマートが手掛ける「生コッペパン」シリーズの販売が好調だ。同社によると、2月末の発売から20日間で1000万食を突破。これまでの大ヒット商品で、2カ月間で1000万食を突破した「ファミマ・ザ・クリームパン」の記録を上回るハイペースという。なぜ、生コッペパンシリーズを商品化したのか。経緯とヒットの理由を同社広報に聞いた。
(関連記事:「工場の製造が追い付かない」──ファミマの「クリームパン」、4週間で650万個販売 好調の理由を広報に聞いた)
学校給食のイメージ強いコッペパン 若年層へのリーチ狙う
生コッペパンシリーズ開発のきっかけは、世代間ギャップだ。近年、生まれた時代を背景にした価値観の違いなどに起因するコミュニケーションギャップ「世代間の断絶」が話題となっている。ファミマ・ザ・シリーズで「メロンパン」「カレーパン」「クリームパン」などの定番商品のクオリティーを追求し、売り上げを伸ばした経験を持つファミマ。新たな商品として「コッペパン」に注目した。
コッペパンといえば、学校給食のイメージが強い。中高年層にとっては懐かしさを感じやすい。一方、近年は「パンの田島」のようなコッペパン専門のチェーン店が登場。中高年層だけでなく、若年層も受け入れやすくなっているという判断から商品化を決めた。
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