開発に4年かかった「細いやつ」 じゃがりこ、6品目の定番商品を発売
カルビーは9月18日、「じゃがりこ」から新しい定番商品「じゃがりこ 細いやつ サラダ」を発売する。サラダ味はそのままに、スティックの太さを通常の75%に細くした。
カルビーは9月18日、「じゃがりこ」から新しい定番商品「じゃがりこ 細いやつ サラダ」を発売する。サラダ味はそのままに、スティックの太さを通常の75%に変更。「サラダ」「チーズ」「じゃがバター」「たらこバター」「九州しょうゆ味」(一部地域限定)に次ぐ、6品目の定番商品となる。
開発のきっかけは、同社が開催する小学生向けのお菓子コンテストで「いろいろな形のじゃがりこがあったらいいのに」というアイデアが寄せられたことだ。また、当時の企画担当の「女子会向けにポリポリ食べられて、かつ本数がたくさん入っていたらいいのに」という思い付きもあり、これら2つの案を組み合わせて、女性がスマートに食べられる細いじゃがりこを開発するに至った。
その細さから、製造工程においてスティックが折れたり曲がったりしてしまう事態が多発。試行錯誤しながら約4年の歳月をかけて、つまみやすく手が汚れにくいじゃがりこの特徴はそのままに、軽い食感になる細さを実現した。
パッケージには、スナック菓子には珍しい白を基調にしたデザインを採用。内容量は約55本で、細くなった分通常商品(40本前後)より多くなっている。想定価格は175円前後で、全国のコンビニエンスストアにて販売する。スーパーなど他の販路への拡大は、今のところ未定だという。
じゃがりこは1995年に誕生。ポテトチップスが男子中高生や子どもがいる30〜40代の主婦をターゲットにしていたのに対し、“女子高生がカバンに入れて持ち歩けるようなお菓子”というコンセプトのもと開発された。
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