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ドンキで見かける青いペンギンは、なぜ月に乗っているのか ビジネスモデルとの関係経済の「雑学」(1/2 ページ)

1998年に誕生した「ドンペン」は、ドンキの成長とともに知名度が高まり、さまざまなバージョンが生まれている。では、「月乗りドンペン」にはどういった意味があるのだろうか。

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 ドン・キホーテ公式キャラクター「ドンペン」が誕生したのは1998年だ。社内公募で選ばれたドンペンは活動の幅をどんどん広げており、熱心なファンも増えている。


ドンキの公式キャラクター「ドンペン」(出所:ドンキ公式Webサイト、以下同)

 当初は店内のPOPなどで使われてきたドンペンだが、関連グッズも多く販売されるようになった。一例を挙げると、「ドンペンぬいぐるみ」「月乗りドンペンTシャツ」「ドンペンバケツ」など。非売品のアイテムとしては「ドンペンレジ袋」があり、春、夏、秋、冬で異なるバージョンを用意している。最近では、ドンペンのサンダルがヒット商品になっている。


ドンペンぬいぐるみ

月乗りドンペンTシャツ

ドンペンバケツ

 リアルな場でも活躍している。ドンキは地域密着型の店舗運営を推奨しており、さまざまな地域のイベントにドンペンが参加している。海外の店舗にも積極的に登場しており、訪日客に対して日本のドンキをアピールしている。


地域活動に参加するドンペン

 ドンキが出店エリアを拡大するに従い、そのバリエーションも多彩になってきている。例えば、公式Webサイトでは「ごとうちドンペン」が閲覧できるようになっている。北海道は「マリモ」、茨城県は「納豆」、静岡県は「お茶」、広島県は「もみじ饅頭」、沖縄県は「シーサー」といった具合だ。海外だと、シンガポールは「ライオン」、香港は「エッグタルト」などとなっている。


ごとうちドンペン

 LINEスタンプとして「POPなドンペン」「ゆるゆるドンペン」「POPなドンペン2」の3種類を用意。ちょっと前までは決算説明資料にも登場していた。このように、企業の公式キャラクターとしてはかなり幅広く“活躍”していることが分かる。

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