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ドンキで見かける青いペンギンは、なぜ月に乗っているのか ビジネスモデルとの関係:経済の「雑学」(2/2 ページ)
1998年に誕生した「ドンペン」は、ドンキの成長とともに知名度が高まり、さまざまなバージョンが生まれている。では、「月乗りドンペン」にはどういった意味があるのだろうか。
なぜ月に乗っているのか
ドンキ店内でよく見かけるイラストに「月乗りドンペン」がある。ドンペンは「夜が大好き」という設定になっているため、ナイトキャップを被っている。また、「夜がさみしいなら、ドンペンがいつもいるからドン・キホーテにおいでよ」というメッセージを込めているという。体の色もミッドナイトブルーだ。これらは全て、ドンキが深夜業態として発展してきたことと強い関係性がある。
広報担当者によると、愛着を持つファンが増えたことからドンキ社内でも「ドンペンはお客様のものだ」という認識が広がっているという。
ドンペンファンが増えたことから、ブランディング施策の一環として、同社は2021年から「ドンペン生誕祭」を毎年開催している。今年も、ドンペンの誕生日である9月8日からスタートし、同30日までさまざまなイベントを行う。
ドンキの“顔”としてすっかり定着しているドンペンは、どこまで認知度を高めていけるか。
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