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本記事は、書籍『トップセールスだけに頼らない組織を作る 実践セールス・イネーブルメント データを活用した必勝パターンの設計から、育成施策・ナレッジ活用、効果検証まで(著・山下貴宏、翔泳社)』の中から一部抜粋し、転載したものです。
日本においてセールス・イネーブルメントが加速している状況を図にすると以下のようになります。パンデミックやデジタル技術の進歩などの環境変化によって企業は営業スタイルを変える必要性に迫られています。
日本で認知が広がる一方で、海外ではセールス・イネーブルメントの取り組みが先行しておりデータを見ても成果がでています。環境変化に対応するために、先行する取り組みや成功事例を受けて「自社でも導入しよう」と判断する企業が増えてきているという構造です。
あくまで複数のデータをもとにした私の仮説ですが、これまで大手からスタートアップまでさまざまな企業のイネーブルメント検討に接している肌感覚から見ても大きくズレていないと認識しています。
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