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「焼きいも」商戦始まる ローソン100に続き、ファミマも販売開始
ファミリーマートが10月17日、焼いもを発売した。ローソンストア100でも販売を開始しており、熱い焼きいも商戦が幕を開けた。
ファミリーマート(東京都港区)は10月17日、国産さつまいもを店舗の専用オーブンで石焼きにした「石焼き 焼きいも」を発売した。価格は250円で、全国約5000店で販売する。焼きいもブームが続く中、昨今人気の甘味が強く、ねっとりした食感のさつまいもを使って需要の獲得を狙う。
今回発売する焼きいもは、甘くて濃厚な味かつ、なめらかな舌触りが特徴の国産「紅はるか」「シルクスイート」「紅まさり」(一部店舗では「台湾蜜いも」)を使用。店舗の専用オーブンで石焼きにすることで、香りと甘さを引き立てる。
同社指定の生産者から仕入れたさつまいもを、収穫後およそ1カ月間貯蔵することで、でんぷん質の糖化を促進。甘みとしっとりした食感につながる粘りをさらに高めた。
過熱する「焼きいも」ブーム
ローソンストア100では9月13日、全店で焼きいもの販売を開始。10年以上にわたり販売している人気商品で、毎シーズン50万トン、累計で500万トンを売り上げているという。10月以降は、供給量不足で昨年提供できなかった「安納芋」も販売予定としている。
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