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ドンキ、新ブランド「偏愛めし」発表 「みんなの75点より、誰かの120点」がコンセプト 弁当・総菜を強化する背景:開発者のこだわりを反映(2/3 ページ)
ドン・キホーテは11月1日から、新しい弁当・総菜の新ブランド「偏愛めし」を展開する。コンセプトは「みんなの75点より、誰かの120点」だ。尖った商品開発に至った背景とは?
酒のつまみとして振り切って開発
コロナ禍の影響で家飲み需要が増えたことを踏まえ、酒のつまみになる商品も強化する。
「【R指定?】葉わさびポテトサラダ」(268円)は、ポテトサラダに妥協なくわさびを練りこんでいる。葉わさびをトッピングすることで歯ごたえもよくした。わさびの個性を際立たせるとともに、焼酎との相性が良い商品として訴求する。
「吸ってよし食ってよし だし漬け枝豆」(322円)は、枝豆を塩ゆでではなくだしに漬けている。だしは、かつお、いわし、きびなごの風味が感じられるようにしている。2時間だしに漬け込んでおり、皮にしみただしをしゃぶりながら、ビールと一緒に味わうことを推奨している。
「酒放題ゆず味噌なんこつ」(268円)は、ゆずみその風味を長く楽しめるようにかみ応えのある「やげんなんこつ」を使用している。ゆずをじっくりと味わえるように、こりこりのなんこつと合わせた。
「噛むほど旨い炙り鶏ハラミ」(322円)は、ジューシーでかみ応えのある鮮度の良い鶏ハラミ使用。タレに2度漬け込み、2度焼きをしている。
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