賃貸住宅のペット飼育で悩むこと 3位「におい」、2位「キズや汚れ」、1位は?
賃貸住宅とペットに関する調査結果が発表になった。多くの人が悩んでいるポイントは何だったのか。
賃貸住宅でペットを飼育する際に、悩むポイントは何か。不動産情報メディアを運営するAlbaLink(東京都江東区)が発表した調査結果によると、1位は「騒音トラブルが心配」(141人)だった。2位以下は「室内にキズや汚れをつけてしまう」(89人)、「においが気になる」(25人)が続いた。
1位の「騒音トラブルが心配」と回答した人からは「ペットに留守番させている間に吠えていないか気になる」(20代男性・犬)、「夜中に回し車で遊んでいるときに、隣の人に静かにしてほしいといわれた」(30代女性・ハムスター)などのコメントがあった。
2位の「室内にキズや汚れをつけてしまう」と答えた人からは「木製の扉をかじってしまった」(30代女性・うさぎ)、「柱や戸板に爪とぎのキズがついた。退去時が心配」(60代以上男性・猫)といった声があった。
3位の「においが気になる」と回答した人からは「においが壁などに染み付いてしまったので、退去時に苦労した」(20代男性・ハリネズミ)、「どうしても独特なにおいがしてしまうので、建物の構造によっては異臭騒ぎになることがある」(40代男性・亀)などのコメントが寄せられた。
賃貸でペットを飼う際に同意した条件では「初期費用の増額」(70人)が最多。次いで「家賃の増額」(47人)、「退去時の原状回復」(15人)がランクインした。一方「特に追加の条件はなかった」と回答した人は258人いた。
賃貸住宅で飼っているペットの1位は「犬」(173人)。以下、「猫」(126人)、「ハムスター」(46人)が続いた。
賃貸住宅でペットを飼っている10代以上の413人を対象にインターネットで調査した。期間は9月29日〜10月13日。
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