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家庭用の売り上げが5倍に! カプセル式コーヒーマシン「キューリグ」の強みと弱み約4年ぶりに新作(1/4 ページ)

米国で高いシェアを誇るカプセル式コーヒー&ティーマシンメーカー「キューリグ」は、約4年ぶりとなる新モデルを発売した。他社との差別化を目的にマルチブランド化を図り、40種類以上のカプセルを展開している。同事業を展開するカップス社に、新モデルの特徴と日本戦略を聞いた。

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 米国でナンバー1シェア(※)を誇るカプセル式コーヒー&ティーマシンメーカー「KEURIGR(キューリグ)」は、約4年ぶりとなる新モデル「KB-01」を11月1日に発売した。

(※)Euromonitor2021年の実績データを参照


米国で人気のキューリグが、約4年ぶりに国内新モデル「KB-01」を発売(筆者撮影)

 特徴は現行モデルよりもスリム、スピーディーな立ち上がり、シンプルな操作性だ。カプセル式コーヒーマシン市場は、ネスレの「ネスカフェ ドルチェ グスト」やイタリアのコーヒーメーカー・illy(イリー)の「カプセルマシン」などの競合が存在するが、キューリグの強みは「マルチブランド」であること。

 他メーカーは自社ブランドのコーヒーカプセルの展開が中心だが、同社は20以上のブランドとコラボし、40種類以上のコーヒーや紅茶、お茶のカプセルを取り扱う。

 キューリグマシン、及びキューリグカプセルなどの販売事業を行うカップス社(東京都港区)の西本圭吾社長に新製品のこだわり、日本戦略を聞いた。

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