アマゾン「ブラックフライデー」 期間延長や先行セールで“買い納め”獲得に意欲:11月24〜12月1日の8日間(1/2 ページ)
アマゾンジャパンは、年末のビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を11月24日〜12月1日の8日間開催する。7月に開催したプライムデーで初めて実施した、買い逃しを防ぐ先行セールや、注文・閲覧履歴に基づく「パーソナライズ表示機能」を今回も導入し、年末年始に向けた購買需要の取り込みを図る。
アマゾンジャパンは、年末のビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を11月24日〜12月1日の8日間開催する。ユーザーからの声を受けて、昨年より開催期間を1日延長した。7月に開催したプライムデーで初めて実施した、買い逃しを防ぐ先行セールや、注文・閲覧履歴に基づく「パーソナライズ表示機能」を今回も導入し、年末年始に向けた購買需要の取り込みを図る。
今年のブラックフライデーは「さぁ、ビッグセールで最高のご褒美を。」 がテーマ。物価高騰を受けて大容量の日用品や食品・飲料、Amazonデバイス、PC機器、家電といった高価格帯商品、クリスマスプレゼント向けの玩具など100万点以上の商品を特別価格で提供する。「扱う商品数は昨年よりスケールアップし、ほぼ全てのカテゴリーから出品する」(プライム・マーケティング事業統括本部バイスプレジデント 鈴木浩司氏)としている。
今回、ブラックフライデーでは初となる先行セールを実施する。ブラックフライデー開始の2日前から展開し、家電やファッション、日用品といった人気カテゴリーの一部商品を特別価格で提供する。
先行セールは7月に実施したプライムデーで初めて導入しており、このブラックフライデーで2回目の実施となる。「7月のプライムデーで実施した際、在庫の確保や価格設定といった課題が見つかった。今回のブラックフライデーは期間や季節も異なるため、ユーザーの反応や売れ行きなどやってみなければ分からない部分も多い」(鈴木氏)。期待半分・不安半分といったところだが、前回からの改善箇所にはしっかり対応し、準備したという。
その他、パーソナライズ表示機能も導入。利用者それぞれに合わせたセール商品が見つかるよう、これまでの注文・閲覧履歴を基に、それぞれに合わせたセール商品を表示する他、特典やサービスについても個人に合わせて表示。その他、前日の売り上げをもとに算出したセール商品の売れ行きランキングも公開する。
関連記事
- アマゾン「プライムデー」で実験的取り組み プライム会員増へ2つの新施策
アマゾンジャパンはAmazonプライム会員向けセール「プライムデー」を7月11〜12日に開催する。今回のプライムデーでは、初の試みを2つ実施するという。 - 日本初、アマゾン「プライム感謝祭」開催 100万点以上を特別価格で提供
アマゾンジャパンは、プライム会員限定のセール「プライム感謝祭」を、10月14〜15日の48時間にわたり開催する。日本での開催は今回が初となる。 - Amazonプライム値上げ でもまだ安すぎる?
アマゾンの会員制プログラム「Amazonプライム」の会費が値上げされることが話題になっている。 - 「Amazonプライム」会費、きょうから値上げ 年額4900円→5900円に
会員制プログラム「Amazonプライム」の会費が年額4900円から同5900円に値上げ。料金改定は2019年4月以来、約4年ぶり2回目。 - よく使うAmazonプライム特典 2位「配送料無料」、1位は?
スマホ情報サイト「Appliv TOPICS」を運営するナイル(東京都品川区)は、Amazonプライムに関するアンケートを実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.