株式3年保有で玩具最大4割引き──タカラトミー株主優待が話題 限定「トミカ」配布も(2/2 ページ)
玩具大手タカラトミーが、株式を3年保有すれば商品を最大4割引きで購入可能とする株主優待を提供しているとしてSNSで注目を集めている。保有株式数に応じて、株主限定で特別企画の「トミカ」「リカちゃん」もプレゼントしている。
100株以上保有で限定トミカ配布 デザインも毎年変化
タカラトミーは主力商品「トミカ」「リカちゃん」を送付する取り組みも行っている。対象者は100株以上保有の国内株主。こちらも割引制度と同様、「100株以上1000株未満」「1000株以上2000株未満」「2000株以上」というように保有株式数によって内容が変わる。
このうち、1000株以上2000株未満の株主には「日立建機 マカダムローラ ZC125M-5(クリアオレンジver.)」「スバル 360(アニア10TH ver.)」「トミカ イベントカー(人生ゲーム55TH ver.)」「ランボルギーニ カウンタック LPI 800-4(偏光パール塗装ver.)」の株主限定トミカを提供している。2000株以上を保有していれば、トミカ4台に加え、「safari Look リカちゃん」が追加となる。
株主向けの送付品内容はどの年も基本的に同じ構成だが、毎年、トミカとリカちゃんのデザインが異なる。これによって、株主向け商品の希少価値もさらに高まることになる。
来年は創業100周年 株主優待一部変更も割引制度は維持
タカラトミーは2024年2月2日に創業100周年を迎える。これを受け、11月7日に株主優待制度の変更を発表した。変更の対象となったのは、限定トミカなどの株主優待品。優待品目に変更はないものの、対象者が「100株以上500株未満」(トミカ2台)、「500株以上1000株未満」(トミカ4台)、「1000株以上」(トミカ4台とリカちゃん)となる。
同社は「当社株式への投資魅力を高め、当社株式をより多くの方に保有していただくため」としている。株式の保有年数によって割引率が変動する株主割引制度は、今後も維持する方針だ。
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