調査リポート
コロナ以降「採用要件を緩和」企業の52.8% メンタルに疾患抱える応募者増加で(2/2 ページ)
レバレジーズは中途採用担当者330名を対象に、若者の採用意欲に関する実態調査を実施した。
コロナ(2020年1月)以降、精神疾患を抱える若者の採用要件についてはどう変化したのか。「見直しがかかり、精神疾患に対しての取り扱いを緩和した」(21.2%)、「特に見直しなどはなかったが、以前と比べて精神疾患に対しての取り扱いは緩和されている」(31.6%)と、半数以上がコロナ禍を経て採用要件を緩和していることが分かった。
緩和した理由については「早急な人員確保を行なう必要があったから」(46.6%)が最も多い回答となった。
調査は18〜34歳を採用対象とし、かつ、今までの採用活動において応募があった経験のある会社の中途採用担当者を対象にインターネットにより実施した。調査期間は11月2〜8日、回答者数は330人。本調査では精神疾患の定義を「気分の落ち込みや幻覚・妄想など心身にさまざまな影響が出る疾患」としている。
関連記事
- 25年卒の就職人気企業ランキング 3位「集英社」、2位「講談社」、1位は?
2025年卒の学生に人気の企業はどこか。学情(東京都千代田区)が「就職人気企業ランキング」を発表した。 - Python、Ruby、Java……人手が足りない言語スキルは?
アクサス(東京都新宿区)が、ITエンジニアの理想の転職と採用支援担当者が保有している実際の求人について比較調査を実施した。 - 25年卒の就職人気企業 男性3位「アサヒ飲料」、2位「任天堂」、1位は?
25年卒に人気の企業とは。学情(東京都千代田区)が調査を実施した。 - 本命企業に“冷めた”――新卒で「蛙化現象」が起きるワケ
- AIで採用判定、学生の8割超がOKと考えるワケは?
人手不足が加速する中、採用でのAI活用は今後段階的に進んでいくと予測されているが、企業と学生はそれぞれどのように捉えているのか。Thinkings(東京都中央区)が調査を実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.