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箱根芦ノ湖に「箱根遊船 SORAKAZE」登場、特徴は?:富士山の日に(2/2 ページ)
箱根遊船は2月23日、箱根芦ノ湖にて新船「箱根遊船 SORAKAZE」の運航を開始する。定員550人で、所要時間は約40分。1日10便の運行を予定している。
富士山型のベンチや撮影スポットも
3階の屋外デッキには、“ブランコふう”ベンチや富士山型のベンチ、天然芝を敷き詰めた広場を設置。最上階の4階には、記念撮影に適した富士山モチーフのモニュメントも用意している。
箱根遊船では各定員700人の「あしのこ丸」や「はこね丸」「十国丸」を運行しており、「箱根遊船 SORAKAZE」は「はこね丸」を大幅改装した船となる。既存船を再活用することで長期利用を図り、自然との共生の大切さを伝えるデザインであること、日本文化や地域性を取り入れたデザインで地域活性化にも寄与すること、さらに船内1階をバリアフリー化し、車いすスペースや多目的トイレを設置するなど、さまざまな面からSDGsを意識した船としている。
船体は、全長27.5メートル、全幅11.6メートル。総トン数は約265トン。速力は11ノット(時速約20キロ)。乗船料は決まり次第、公式Webサイト上で発表する。
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