ブックオフ「V字回復」の謎 本は売れないのに、なぜ?【2023年のビジネスヒント記事3選】
2023年もさまざまなビジネスニュースがありました。年末には特大ニュースを振り返る機会が増えますが、実は大きく報道されなかったニュースの中に、ビジネスに関する理解を深めたり、あなたの仕事に活用したりできるヒントが隠れているかもしれません。
2023年もさまざまな経済ニュースがありました。年末には特大ニュースを振り返る機会が増えますが、実は大きく報道されなかったニュースの中に、ビジネスに関する理解を深めたり、あなたの仕事に活用したりできるヒントが隠れているかもしれません。
他のメディアではあまり大きく扱われていないテーマを中心に、ITmedia ビジネスオンラインの記事3本を厳選しました。年始からの仕事の参考になりますように。
ブックオフ、本が売れない時代に「V字回復」の謎
ブックオフは2000年代前半は積極出店によって大きな成長が続いたものの、10年代に入って以降はメルカリなどオンラインでのリユース事業が成長した影響を受け、業績は停滞していました。しかし、10年代の後半から、業績は再び成長を見せ始めています。古書を含む本はどんどん売れなくなっているのに、なぜ再成長しているのでしょうか。
電力会社の「最高益ラッシュ」 便乗値上げの結果なのか?
エネルギー価格の高騰に伴う値上げで、全国の電力会社が大幅増収・増益を達成しており、異例の「最高益ラッシュ」が相次いでいます。顧客が値上げに苦しんでいる中で電力会社の懐は暖かいようにみえるこの現象は、一見便乗値上げのように映るかもしれません。何が起きているのでしょうか。
ゲオ、たった2年で「時価総額が倍増」
レンタルショップで有名な「GEO」を運営するゲオホールディングス(名古屋市)の時価総額がここ2年足らずで倍増し、1000億円を突破しました。レンタルビジネスに関する周辺環境が悪化の一途を辿る中、同社はなぜ業績を成長させることができたのでしょうか。そこには3つの勝因があります。
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世界各地でシェアオフィスを提供するWeWork。ソフトバンクグループの孫正義氏は計100億ドルほどを投じたが、相次ぐ不祥事と無謀なビジネスモデルによって、同社の経営は風前のともしび状態だ。孫氏自身も「人生の汚点」と語る判断ミスはなぜ起きたのか。 - 「取ってよかった資格」ランキング TOEIC800点台やMBAを上回る1位は?
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