2015年7月27日以前の記事
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勤務時間外に業務連絡がよく来る業種 「金融・保険」を抑えた1位は?(2/2 ページ)

働く人たちは勤務時間外の業務上の連絡に関してどのような意識を持っているのか。日本労働組合総連合会(東京都千代田区)が調査を実施した。

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つながらない権利に対する考えは?

 勤務時間外に部下・同僚・上司から業務上の連絡がくることについて、ストレスを感じる人は62.2%に上った。また、内容を確認しないと気になってストレスを感じる人は60.7%となった。

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勤務時間外に部下・同僚・上司から業務上の連絡がくることについてストレスを感じるか(日本労働組合総連合会調べ)

 一方、取引先からの連絡にストレスを感じる人は60.9%だった。また、内容を確認しないと気になってストレスを感じる人は59.0%となった。

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勤務時間外に取引先から業務上の連絡がくることについてストレスを感じるか(日本労働組合総連合会調べ)

 「つながらない権利」とは、勤務時間外(休日、休暇日含む)のメール、電話の対応を拒否できる権利を指す。調査では、72.6%がつながらない権利の行使を求めていることが分かった。

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つながらない権利によって勤務時間外の連絡を拒否できるのであればそうしたいと思うか(日本労働組合総連合会調べ)

 一方で、つながらない権利があっても今の職場では勤務時間外の連絡の拒否は難しいと「思う」とした人は62.4%を占めた。「そう思う」と回答した人が最も多い業種は「建設業」で74.1%に上った。以降は「宿泊業、飲食サービス業」(73.2%)、「医療、福祉」(72.8%)と続いた。

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つながらない権利があっても今の職場では勤務時間外の連絡の拒否は難しいと思うか(日本労働組合総連合会調べ)

 調査は9月13〜20日にインターネットで実施。18〜59歳の有職者1000人から回答を得た。

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