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社員に「求めるスキル」は? リスキリング計画中の企業は4割(2/2 ページ)

2024年度にリスキリング施策を実施する「計画がある・意向がある」企業は43.8%に上ったことが、パーソルイノベーション(東京都港区)による調査で明らかとなった。企業は従業員に対し、どのようなスキルを付けることを望んでいるのか。

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 施策の実施期間について、最も多い回答は「1カ月以上3カ月未満」で29.4%となった。次いで「3カ月以上6カ月未満」(25.2%)、「6カ月以上1年未満」(16.8%)」と続き、半年以内の実施が多いことが分かった。

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リスキリング施策の実施期間(パーソルイノベーション調べ)

 施策の取り組み段階については「ベーススキルの習得」が最も多く、40.8%に上った。次いで「DXリテラシーの習得」(24.4%)が続く。現時点ではベーススキルのボトムアップと専門知識に注力している企業が多いことがうかがえる。

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リスキリング施策のステップ(パーソルイノベーション調べ)

 リスキリング施策の対象について、最も多い回答は「一般(ミドル/シニア)」で56.2%に上った。以降は「管理職」(52.0%)、「一般(ミドル/シニア以外)」(27.8%)となった。業務の中心にいる中堅層や、現場をまとめる管理職層のリスキリングが重要視されている。

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リスキリング施策の対象階層(パーソルイノベーション調べ)

 調査は11月17〜21日にインターネットで実施。企業に勤めている660人から回答を得た。

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