コラム
結果を変えるには、行動を変えるしかない?(3/4 ページ)
年が新たになると、新しい目標や決意をする人も多いと思います。1年を振り返り、「また同じような1年を繰り返してしまった」など、必ずしも十分な結果を出すことができなかったと考える人も少なくないでしょう。果がどうであれ、現在の結果は……。
行動をどのように変えるか
計画を立てる際、「行動を変える」ことにフォーカスしてみましょう。これまでのルーティンワークではなく、異なる行動を計画するということです。「行動を変える」と言っても、「どのように変えるか」が問題になります。
例えば、「毎月1回、市場情報を入手するための勉強会に参加する」という行動を計画し実行したにもかかわらず、結果がほとんど変わらなかった場合、「勉強会の内容を変え回数を変える」「参加後の報告、フォローの方法を変える」「勉強会への参加ではなく、アウトプットとしての社内プレゼンを実施する」などが考えられるでしょう。あるいは、「継続し、知識とネットワークを蓄積する」ことも変化の選択肢のひとつとなりえます。
ただし、これには正解があるというわけではなく、「結果を変えるには行動を変える」ことを意識し、自分が信じたことを実行するしかありません。結果を正確に予測することは不可能です。試行錯誤を繰り返しながら、悔いのない自分が取るべき行動を探していくしかないのです。
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