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国内初の「ワークマンキッズ」誕生 沖縄を足がかりに「台湾進出」を見据える:店舗面積は全国最大
作業服大手のワークマンは22日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムに、県内初の「#ワークマン女子」をオープンする。
作業服大手のワークマン(群馬県)は22日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムに、県内初の「#ワークマン女子」をオープンする。女性層もターゲットに全国展開している店舗で、国内で初めて子ども向けの「ワークマンキッズ」も本格展開し、ファミリー層の取り込みを狙う。21日、店舗を報道陣に公開した。
店舗面積は726平方メートルで全国最大。初年度の売り上げは、「女子」以外も含めた同社の全店舗でトップとなる6億2千万円を見込んでいる。商品構成は4割が女性向け。男女兼用や男性向けの商品もある他、「ワークマンシューズ」も併設している。子ども向けは大人向け商品と同じデザインで、そのまま小さくした。
同社の商品は低価格で、耐久性などの機能性が特徴。近年の温暖化もあり、夏物を強化したい考えで、短パンなど薄手の商品や、速乾性や吸放湿性に優れた下着を充実させた。
沖縄を足がかりに、2027年度をめどに台湾進出を見据える。土屋哲雄専務は「これまで冬物が強かったが『夏物のワークマン』になりたい。沖縄で成功できれば東南アジアにもいける。沖縄は今後の発展の橋頭堡(きょうとうほ)」と意欲を示した。
同社は国内で「ワークマン」と「ワークマンプラス」、「ワークマンプラス2」、作業服を扱わない「#ワークマン女子」の計1008店を展開する。(政経部・大城大輔)
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