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LINEも六本木ヒルズも“出会いの場”です。媒介型プラットフォームの特徴:ビジネスモデルが分かる(3/5 ページ)
媒介型プラットフォームとは、2種類以上の異なるユーザーを結びつける場となる製品やサービスを提供するビジネスモデルです。
【事例2:六本木ヒルズ】
媒介型プラットフォームは何もネットビジネスだけに限った話ではありません。
例えば、複合商業施設・オフィスビルの六本木ヒルズ(東京都港区)は、媒介型プラットフォーム(マルチサイド・プラットフォーム )ともいえる存在です。
六本木ヒルズには、大きく分けて次の3種類のユーザーがいます。
- 六本木ヒルズに買い物や観光を目的に訪れる「消費者」
- 六本木ヒルズに「店舗を出店する企業」
- 六本木ヒルズに「オフィスを構える企業」
これらが六本木ヒルズというプラットフォームへの参加者といえます。六本木ヒルズはこういった複数の異なるユーザーを結びつけ、特に店舗からの出店料や、オフィスからの賃料を得て、収益を上げています。
【Memo】
クレジットカードは、媒介型プラットフォームの古典的事例といわれています。クレジットカードは、決済を行うユーザーと、決済手段を提供したい企業・店舗を結びつけ、決済行動や、顧客情報の管理を効率化しています。
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