コラム
「足のサイズが左右で違う」人はそこそこいるのに、なぜ“シュー店”はなかったのか:火曜日に「へえ」な話(5/5 ページ)
左右別サイズの靴を扱っているECサイトが登場した。サービスを提供しているのは「DIFF.」。ありそうでなかったサービスは、どのような特徴があるのか。
シューを買ってくるね
最後に、右と左で「違い」がある商品を探してみた。デザインについては、多くのカテゴリーで販売している。靴もあるし、靴下もあるし、イヤリングもあるし、ネイルもあるし。デザイン以外だと、身近なモノでは「メガネ」が挙げられる。
メガネを初めてかけたのは「中学生」(※20%)のときが最も多いそうなので、学校の身体測定でひっかかったケースが多いと思われる。身長、体重、聴力などを検査して、視力を測定する。測定してもらって「右0.5、左0.08」となれば、病院に行ってメガネをつくらなければいけないわけだが、そのとき足のサイズを測ることはない。
(※)プラネットの調査。期間は21年12月17〜21日で、4000人が回答。
身体測定のときに、もし足のサイズを計測していたら。左右のサイズが違っていたら。こんな会話が広がっていたかもしれない。
「大きいほうだけを買いに、シュー店に行ってくるね」――。
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