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「値上がりを実感」最も多いのは60代以上、最少は20代 調査で明らかに(1/2 ページ)

2023年に22年と比較して、商品やサービスの「値上がりを感じた」と回答した人は、世代別で見ると60歳以上は91.0%に上り、一方で20〜29歳は他の年代と比べて最も少ない結果になった。ヒューマン・データ・ラボラトリ(さいたま市)による調査で明らかとなった。原材料価格やエネルギー価格、物流費の高騰を受け、幅広い分野で値上げが続く中、消費者はどのような対策を取っているのか。

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 2023年に22年と比較して、商品やサービスの「値上がりを感じた」と回答した人は、世代別で見ると60歳以上は91.0%に上り、一方で20〜29歳は他の年代と比べて最も少ない結果になった。ヒューマン・データ・ラボラトリ(さいたま市)による調査で明らかとなった。原材料価格やエネルギー価格、物流費の高騰を受け、幅広い分野で値上げが続く中、消費者はどのような対策を取っているのか。

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値上がりに関する意識調査2023(写真AC)

 男女別で見ると「値上がりを感じた」という回答は男性が77.1%、女性が85.7%となり、女性の方がより実感していた。

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2022年比較、商品やサービスの値上がり(ヒューマン・データ・ラボラトリ調べ)
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【男女別】2022年比較、商品やサービスの値上がり(ヒューマン・データ・ラボラトリ調べ)

「値上がりを実感」年齢別で違い

 また、年齢が上がるにつれて「値上がりを感じた」という回答は多くなる傾向が見られ、40〜49歳は86.4%、50〜59歳は83.7%、60歳以上は91.0%に上った。一方で20〜29歳は75.0%、30〜39歳は71.3%と、80%を割り込む結果に。特に「20〜29歳」は「非常に値上がりを感じた」という回答は28.1%となり、全年代において最も低かった。

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【年齢別】2022年比較、商品やサービスの値上がり(ヒューマン・データ・ラボラトリ調べ)
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