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「サントリー天然水」から新商品 炭酸水市場の成長を受け「強炭酸」「高密度」で訴求
「サントリー天然水 SPARKLING」として、3月26日に業務用商品を先行発売。その後、5月に一般発売する。
サントリー食品インターナショナルは「サントリー天然水」ブランドから炭酸水の新商品「サントリー天然水 SPARKLING」を発売する。泡の質にこだわった商品で、健康志向や「イエナカ」での割材需要の高まりを受けて成長する、炭酸水市場のさらなる活性化を目指す。
昨今は炭酸ガス圧が強い商品が選ばれている傾向があり、サントリー天然水 SPARKLINGは、強炭酸を維持するとともに、泡の質にもこだわったという。ブランド史上で最高レベルのガス圧のほか、同社独自のミネラル設計を取り入れることで、細かく大量の高密度な泡が感じられる中味を実現した。
パッケージでは、商品の特徴である泡のきめ細やかさと炭酸の強さを「高密度・強刺激」というワードで表現するとともに、立体感のある「SPARKLING」のロゴで泡の力強さを表した。
開発担当者は「ミネラルとpHを調整することで、泡の細かさ、喉まで届く強刺激な泡感を実現した。泡の質にこだわったことで、直飲みでも刺激と飲みごたえがあり、割材としても酒本来の良さが引き立つ」とコメントした。
3月26日に業務用専用として330ミリリットルペットボトル(希望小売価格84円)を先行発売し、5月28日に500ミリリットル(同120円)・1050ミリリットル(同180円)ペットボトルを全国で発売する。
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