「ららぽーとTOKYO-BAY 北館」建て替え、完成後はどうなる?
三井不動産は3月25日、千葉県船橋市で推進中の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」について、I期の建築に着工したと発表した。開業は2025年秋を予定している。
三井不動産(東京都中央区)は3月25日、千葉県船橋市で推進中の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」について、I期・II期に分けて段階的に行う建替え工事のうち、I期の建築に着工したと発表した。I期の開業は2025年秋を予定している。
1981年4月にららぽーと1号店として開業したららぽーとTOKYO-BAYは、北館の一部を23年1月に一時閉館し、建替え計画を推進してきた。
今回、建築着工する第I期の再開業時には、現在の2階建てから3階建てにスケールアップし、以前は約70店舗だった店舗数を約100店舗に拡大する予定。ファッション、雑貨、飲食、サービスなど幅広い店舗をより一層充実させるほか、3階にレストランとフードコートを一体化した千葉県最大級の一大フードゾーンを新設する。
ららぽーとTOKYO-BAYの中心に位置する全長約350メートルのハーバー通りは、建替え計画I期・II期を通じて幅員を約2倍に拡幅し、店舗からにぎわいがにじみ出るような環境を整備する。
また、II期ではハーバー通りに人工芝生広場を整備し、屋外ならではの季節感あふれるイベントやマルシェの開催、キッチンカーの設置などにより憩いの空間を創出。屋内型スタジアムコートも新設予定で、イベントを積極的に開催・誘致することで、ショッピングだけではない新しい商業施設の楽しみ方を提案していく。
三井不動産は「今般の北館建替えにより、商業機能や広場機能、スポーツ・エンターテインメント機能をより一層拡充し、エリア全体の魅力を高めていく」とコメントしている。
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