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洋服サブスク「エアクロ」が、大きな物流拠点を構えた理由会員は100万人(1/5 ページ)

100万人の会員がいる女性向けの月額制ファッションレンタルサービス「エアークローゼット」。事業を提供するエアークローゼット社は、循環型物流プラットフォームをリリース。レンタルを前提とした物流サービスで、「配送・返送・メンテナンス・在庫管理」を一気通貫で他社に提供するという。事業拡大の狙いを取材した。

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 100万人の会員がいる女性向けの月額制ファッションレンタルサービス「airCloset(エアークローゼット)」。事業を運営するエアークローゼット社(東京都港区)は、事業の拡大に伴い、物流拠点を千葉県流山市へ拡張移転する。2024年7月から順次移転していく予定だ。

 さらに、自社サービス用に開発してきた循環型物流プラットフォーム「AC-PORT(エーシーポート)」を他社にも提供していくという。


エアークローゼット社が拡張移転する千葉県流山市の「GLP ALFALINK流山6」(エアークローゼット提供、以下同)

日本最大級の物流拠点で、同社の契約面積は約2590坪となる

 一般的なeコマースにおける物流は、商品を入荷し、それを顧客へ発送するシンプルな流れだが、AC-PORTは出荷した商品が返却され、検品・クリーニング・メンテナンスを施し、再出荷するところまで一気通貫で請け負う。よって、従来よりも効率的にレンタルサービスを提供できるようだ。

 23年3月現在、すでに2社への事業提供が確定しており、問い合わせも増えているという。AC-PORTの強みや開発背景をエアークローゼット社の天沼聰(あまぬま・さとし)社長に聞いた。

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