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新幹線ホーム上の無人店舗に外国人も興味津々? 「土産買う時間ない」問題の解決目指す 仕組みはどうなってるのか(2/2 ページ)

JR東海リテイリング・プラス(名古屋市)は4月15日、新幹線ホーム上で展開する無人店舗の概要を報道陣に公開した。

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なぜ無人店舗にチャレンジ?

 なぜ、JR東海リテイリング・プラスはこうした店舗にチャレンジするのか。同社の担当者によると、店舗の人手不足解消という側面はあるものの、主たる目的は「新しい購入体験を楽しんでもらうこと」だという。また、発車時間に間に合うように急いで土産を買いたいというニーズに対応する狙いもある。

 店舗に並べた商品の選定基準はどうなってるのか。グレープストーンの担当者によると、東京ばな奈「見ぃつけたっ」とシュガーバターサンドの木は、同社の売り上げランキング1位と2位の人気商品だという。また、東京ばな奈「見ぃつけたっ」ブリュレタルトは、JR東海リテイリング・プラスに向けて独自開発した商品。強い売れ筋の商品と、JR東海のキオスクを中心に販売する限定商品をそろえたとしている。

 JR東海リテイリング・プラスによると、TOUCH TO GOが提供する無人決済システムを使用した対面型無人店舗を新幹線ホーム上に設置するのは今回が初だという。

 取材中、外国人旅行客と思われる集団が何組か興味を示し、店舗で買い物しようとしている姿が印象的だった(まだオープンしていないので利用はできない)。新店舗は「土産を買いたいけど時間がない」という問題を解決するとともに、外国人旅行客に支持される可能性があると感じた。


無人のレジに購入したい商品を持っていく

画面で購入する商品を確認する

無人レジの様子

店舗に並ぶ商品

店舗の全体像
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