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トヨタ、新型ランドクルーザー「250」シリーズを発売 目指したのは「原点回帰」(1/2 ページ)
トヨタ自動車は4月18日、新型ランドクルーザー「250」シリーズを発売した。中核モデル「ランドクルーザープラド」の後継にあたり、14年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
トヨタ自動車は4月18日、新型ランドクルーザー「250」シリーズを発売した。中核モデル「ランドクルーザープラド」の後継にあたり、14年ぶりのフルモデルチェンジとなる。また、同日に計8000台限定の特別仕様車「ZX“First Edition”」「VX“First Edition”」を発売した。
250シリーズ開発のキーワードは「原点回帰」。これまでのプラドが「高級」「豪華」という路線を走る中で、「悪路を走破し、人々の生活を支えるためのクルマ」というランクル本来の姿に戻すべく開発を進めた。より悪路に強い「70」も9年ぶりに復活。フラッグシップモデル「300」と合わせ、日本で全3シリーズがそろった。
300シリーズと同じGA-Fプラットフォームを採用し、悪路走破性を高めた。ランドクルーザー初となる電動パワーステアリング(EPS)とSDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)を搭載し、オンロードも含めた操縦のしやすさや快適性も向上しているという。
また、「2.8L直噴ターボディーゼルエンジン+Direct Shift-8ATおよび2.7Lガソリンエンジン+6 Super ECT」という2タイプのパワートレーンを設定。力強い走りと高い環境性能を両立した。
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