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ニトリ、ワークマン、モンベルが続々参入 軽くて安い布製ランドセルは“価格破壊”を起こすか?(4/6 ページ)
ランドセルが高額化している一方で、大手チェーンが軽くて安い布製ランドセルを続々発売している。
ワークマンも参入
ワークマンは6月、8800円の軽量ランドセル「ZSG03 スチューデントデイパック」を発売する。同社としてランドセルに参入するのは初めてのことだ。
販売するランドセルはナイロン製で、これまで職人向けに生産してきたバッグのノウハウを活用している。防弾チョッキにも使用されるほど高い強度と耐久力がある「バリスティックナイロン」という生地を採用しているのも特徴だ。背面部分内部にはアルミ製の細いプレートを入れているが、同社の登山用リュックと同じものだという。
このバッグを開発した担当者は、具体的な購入シーンとして「子どもが成長してサイズが合わなくなったから買い換えよう」「高学年になった子どもが、別のバッグで通学したいと言い出した」「通常のランドセルは重たいので、1年生になる子どもに背負わせるのはかわいそう」「せっかく高いランドセルを買っても、子どもが汚したり壊したりしたらどうしよう」を挙げる(出所:ワークマンが8800円「ランドセル」発売! 防弾チョッキと同じ生地 ワークマンらしさはどこにある?)。
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