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吉野家、次なる事業の柱は「ラーメン」 製麺・スープ製造の宝産業を子会社化
吉野家ホールディングスは4月26日、ラーメン商材に特化した宝産業の全株式を取得し、子会社化すると発表した。「グループの経営資源活用や共通購買による調達コストの最適化などのシナジー効果で、今後の一層の成長が期待できる」とコメントしている。
吉野家ホールディングス(HD)は4月26日、ラーメン商材に特化した宝産業の全株式を取得し、子会社化すると発表した。吉野家HDは、今後の事業戦略においてラーメンを次なる柱と位置付けており、2022〜2024年度の3年間で事業の基盤づくりを進めている。
宝産業は、1970年に京都で創業。ラーメン店向けの麺、スープ、タレなどの商材の開発、製造、販売を行っている。国内には京都工場、関東工場、海外では米国、フランス、タイ、インドネシア、フィリピンに拠点がある。
吉野家HDは宝産業の子会社化について「グループの経営資源活用や共通購買による調達コストの最適化などのシナジー効果で、今後の一層の成長が期待できる」とコメントしている。
なお、取得価額は守秘義務契約に基づき非公開。契約締結日は4月26日、譲渡実行日は5月1日を予定している。
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