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「シュクメルリ」が90万食の大ヒット 松屋はなぜ世界の珍しい料理に挑戦するのか(1/2 ページ)
松屋の「世界の味」シリーズが好調だ。同シリーズは各国の料理を期間限定メニューとして提供するもの。4月23日からは新商品「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」を販売する。
松屋の「世界の味」シリーズが好調だ。同シリーズは各国の料理を期間限定メニューとして提供するもの。4月23日からは新商品「ポーランド風ミエロニィハンバーグ」を販売する。今回の新商品は、ポーランド大使館からの“逆オファー”がきっかけで誕生した。
同社販売促進企画部の熊谷雄樹さんによると、2023年12月にポーランド大使館から「ポーランドの食文化を日本で広めたい」という依頼があったという。この依頼を受けて、ポーランド大使館全面協力の元、開発を進めた。
開発時に参考にしたのが、ポーランドの家庭料理「ビゴス」だ。ビゴスとは煮込み料理の一種で、現地ではザワークラウトやきのこ、肉などを数日煮込んで作られているという。「今回の新商品はソースにビゴスの要素を加えています」(熊谷さん)と説明する。
ソースには牛・豚・鶏3種類の肉を使用し、深いコクを引き出した。マッシュルームを組み合わせることで、ビゴスらしさを表現している。また、オールスパイスやしょうゆ、隠し味のカレー粉により、ご飯に合う味に仕上げた。
ご飯は白米ではなく、コショウを振りかけたバターライスで提供する。濃厚なソースとのバランスを考え、白米をアレンジしたという。ポーランド風ミエロニィハンバーグにバターライスとみそ汁が付いたセット(830円)と、サラダを追加した定食(930円)の2種類を用意した。
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