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JR東、訪日外国人向けのモバイルSuicaを開発 2025年春にリリース予定
JR東日本は5月8日、訪日外国人向けのモバイルSuica「Welcome Suica Mobile」アプリを2025年春にリリースすると発表した。対象端末はiPhoneとApple Watchで、対象言語は英語のみ。有効期間は発行日から180日間。
JR東日本は5月8日、訪日外国人向けのモバイルSuica「Welcome Suica Mobile」アプリを2025年春にリリースすると発表した。同アプリは、訪日外国人の「きっぷの買い方が分からない」「入国後すぐに目的地に出発したい」といった要望や、「どの鉄道パスを買えばいいか分からない」「窓口がいつも混雑している」といった困りごとに着目して開発した。
iPhoneに同アプリをダウンロードしSuicaを事前に発行すれば、入国後に窓口や券売機に立ち寄る必要がない。 手元に現金がなくても、Apple Payに設定したクレジットカードからチャージが可能だ。
東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線の自由席は、切符を買わず、Suicaで改札機にタッチするだけの「タッチで Go!新幹線」で利用可能。その他、東日本エリアの観光情報や運行情報を、アプリから収集できる仕様とした。対象端末はiPhoneとApple Watchで、対象言語は英語のみ。有効期間は発行日から180日間。
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