2015年7月27日以前の記事
検索
連載

オフピーク定期券「値下げ」の迷走、なぜ売れない? どうしたら売れる?杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/6 ページ)

JR東日本は3月5日、「オフピーク定期券」のサービス拡充と値下げを発表した。割引率が約10%から約15%になり、ポイントサービスも拡充される。すでに20万人の利用者がいるが、報道によると予想を下回っており、値下げでテコ入れするらしい。値引きすれば売れるのか。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

 JR東日本は3月5日、「オフピーク定期券」のサービス拡充と値下げを発表した。現在は約10%の割引率が、10月からは約15%になる。ポイントサービスも拡充されるようで、通勤利用者には歓迎されるはずだ。実際に20万人の利用者がいる。しかし報道によると実績は予想を下回り、値下げでテコ入れするらしい。さらに値引きすれば売れるかというと、それは違うだろうと私は思う。売れ残り品の投げ売りとは違うからだ。


JR東日本の「オフピーク定期券」は、最混雑時間帯(ピーク)以外(オフ)の利用者限定の定期券だ(出典:JR東日本、オフピーク定期券発売中!
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る