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すき家「深夜料金導入」から一カ月、客離れは起きていない? 広報「一定の理解得ている」7%の加算(2/2 ページ)

すき家は4月3日、値上げと深夜料金の導入に踏み切った。深夜料金の導入は牛丼チェーン業界では初の試みだが、生活者からはどう受け止められているのか。

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値上げと深夜料金の導入、客の反応は

 深夜料金の導入後、利用客からの反応はどのようなものがあったのか。ゼンショーホールディングスの広報によると「お客さまには一定のご理解をいただけている」という。


牛丼の並盛は400円から430円に値上げとなった。

4月3日から値上げとなった商品の一覧(出所:プレスリリース)

 現場のオペレーションに混乱はないのか。深夜料金が加算される処理は、新規注文が入った時間で行われる。例えば店舗の前でテークアウトの行列が並び、並んでいる間に午後10時が過ぎたとしても、深夜料金加算の対象となる。こうしたオペレーションについても、利用客からのクレームは特になかったという。

 すき家は値上げや深夜料金の導入の背景として、原材料費や人件費、エネルギーコストなどの上昇に対応することを挙げている。広報は「『食のインフラ』として24時間営業を継続していくためにもご理解いただきたい」とした。

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