セカンドストリート、スポーツ用品に特化したリユースショップを開業 愛知県を選んだ理由は?
ゲオホールディングスのグループ会社であるセカンドストリート(名古屋市)は5月24日、アウトドアやスポーツ用品に特化したリユースショップ「セカンドアウトドア小牧常普請店」(愛知県小牧市)をオープンした。「セカンドアウトドア」業態として、初の非降雪エリアで営業する店舗だ。
ゲオホールディングスのグループ会社であるセカンドストリート(名古屋市)は5月24日、アウトドアやスポーツ用品に特化したリユースショップ「セカンドアウトドア小牧常普請店」(愛知県小牧市)をオープンした。営業時間は午前10時〜午後8時。
セカンドストリートは、全国に800店舗以上を展開するリユースショップ。通常の衣料・服飾品や家具、家電などを取り扱うほか、アウトドア、楽器、ハイブランドなどに特化した専門店を運営している。
「セカンドアウトドア」はアウトドア商材に特化した専門店として、2013年4月から展開を開始した。今回オープンした「セカンドアウトドア小牧常普請店」を合わせて、全国で11店舗を運営している。
セカンドアウトドア小牧常普請店では、既存店舗よりスポーツウェアの売り場面積を拡大。他のセカンドアウトドアと比較して、4倍ほど広い売り場を確保した。 その理由について同社は「愛知県は野球やサッカーなどプロスポーツの拠点があるほか、2026年にはアジア・アジアパラ競技大会の開催が予定されている。そのため全国有数のスポーツ需要を有するエリアと判断し、スポーツウェアの売り場を拡大した」と説明している。
また、同店舗は「セカンドアウトドア」業態として初めて非降雪エリアにオープンした。降雪エリアにあるセカンドアウトドアでは、スキー用品やスノーボードグッズなどを展開してきた。同社は「非降雪エリアの特性や需要に応じた品ぞろえを提供し、アウトドア・スポーツ専門店に挑戦する」とコメントした。
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