ニュース
キャラメルコーン「袋の底」に潜む、昭和ベンチャーのブレークスルー:1分ビジネス雑談(1/2 ページ)
キャラメルコーンを食べていると袋の底の方で出てくる、少し塩味の聞いたローストピーナッツ。このピーナッツはなぜ入っているのでしょうか?
上司に「1分話せ」と言われたら
会社の朝会、上司との出張中、取引先との雑談――。ビジネスパーソンにとって「1分話せるトーク」が必要な場面は少なくない。本連載ではそんなビジネスの小ネタを紹介する。
「キャラメルコーン」「ポテコ」「オールレーズン」などのロングセラー商品で知られるお菓子メーカー、東ハト(東京都豊島区)の創業は1952年。2003年に倒産を経験し、2006年からは山崎製パンの子会社になっています。
創業当初の社名は「東京製菓」でしたが、同名の企業が多数存在したため、初代社長が好きだった鳩を冠して「鳩印東京製菓」のブランドで営業を行っていたそうです。すると、問屋が電報発注の際に文字数料金節約のために「ハトトウ」「トウハト」の略称で注文するようになり、それを採用したのが現社名の由来です。
CMソング「トーハト、キャラメルコ〜ン♪」を聞くと懐かしい気分になりますが、看板商品の「キャラメルコーン」の誕生は1971年。当時のスナック菓子は塩味が主流でしたが、キャラメルコーンは口当たりの良い甘い味が特徴です。発売当初から大反響を呼び、あっという間に大ヒット商品となりました。
ところで、キャラメルコーンといえば、食べていると袋の底の方に、少し塩味の効いたローストピーナッツが出てきます(今は入ってないものもあります)。これが入っている理由をご存じでしょうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
やよい軒が“ロボ化”してまで死守した「ご飯おかわり自由」
コロナ禍でライフスタイルが変容する中、大手外食チェーンが「朝食」の時間帯を狙った戦略を展開する。やよい軒では、2006年の創業時から朝食メニューを提供している。メニューの開発経緯や戦略について運営企業に取材した。
「580円の朝焼肉」誰が食べている? 焼肉ライクが開店を“4時間”早めてまで始めたワケ
焼肉ライクは「朝焼肉セット」という朝食メニューを2020年8月から展開している。コロナ禍で時短営業を余儀なくされ、「朝の時間帯」に活路を見出したのがきっかけ。今はどのように利用されているのか取材した。
「朝モス」利用者、実は40〜60代がボリューム層 そのコンセプトは
大手外食チェーンを中心に「朝食」の時間帯を狙った戦略を展開している。モスバーガーは2014年から「朝モス」を本格的に導入しており、現在では朝食の時間帯の売り上げが全体の約1割を支えているという。朝モスはどのような経緯で始まり、どんなメニューが人気なのか。運営企業のモスフードサービスに取材した。
肉2倍の「夜マック」に見る、マクドナルドのディナー戦略
コロナ禍をきっかけに、ライフスタイルや食生活は変容している中、大手外食チェーンは特定の時間帯に絞ったメニューを開発し、展開している。今回は日本マクドナルドに、「夜マック」の導入経緯や人気商品、想定するターゲットについて聞いた。
幸楽苑の「朝ラーメン」390円 ビジネスパーソンにおすすめしたい理由
「朝活」という言葉がブームになって久しい。幸楽苑では「朝ラーメン」を提供している。実際に利用してみた。

